CSSとは、Cascading Style Sheetsの略で、ウェブページの見た目(文字サイズ,色,表示位置など)を指定するための言語です。
ウェブページの見た目を指定する言語は、CSS以外にもありますが、ほとんどのページでCSSが使用されています。
インターネット上に公開されているウェブページには、ほぼ全てのページにCSSが使用されています。
拡張子は.cssです。
CSSと同時に使用する言語
ウェブページの構造を指定するにはHTMLを使用します。HTMLで構造を指定してCSSで見た目を指定します。HTML4では見た目を指定するタグがありましたが、HTML5では、見た目を指定するタグは廃止されました。
ウェブページに動きをつけたい場合は、JavaScriptを使用します。
記述する場所
HTMLファイルの中にCSSを記述する場合は、styleタグで囲みます。
外部ファイルの中に記述する場合は、HTMLのlinkタグでURLを指定して埋め込みます。
バージョン
バージョンは、CSS1,CSS2,CSS3があります。
CSS3が最新のバージョンです。
また、CSS4という新しいバージョンが現在策定されている途中です。
書き方
CSSは、以下のように記述します。
適用する要素(セレクタ){ プロパティ名: 値; }
主なプロパティ
background | 背景の色 |
color | 文字の色 |
width | 要素の幅 |
height | 要素の高さ |
padding | パディング |
border | 境界線 |
margin | マージン |
font-size | 文字のサイズ |
font-weight | 文字の太さ |
float | 要素を浮かせて寄せる |
値の指定方法
背景
色の名前もしくは#16進数の色コードで指定します。
長さ,大きさ,太さ
以下の単位で指定します。
px | ピクセル数 |
% | 基準をもとにしたパーセント |
em | 基準をもとにした割合 |
rem | 割合 |